食品ごみから「循環型食器」 使用後はえさや肥料に[2020/08/12 12:34]

 みかんの皮など通常は捨てられる食品ごみから作られ、使用した後は肥料になる食器を使った実証実験が始まっています。

 大手商社「丸紅」はみかんの皮など食品ごみを独自技術で食器の形に作りかえ、カフェやバーベキュー場で使う実証実験を始めました。この食器は使用した後に洗う必要がなく潰して回収し、家畜の餌(えさ)や肥料などに加工する計画で、食品廃材が再び食べ物になる循環型ビジネスを目指します。使い切りタイプのため衛生的で、新型コロナで需要が伸びるテイクアウト用の食器として使うことも検討しています。

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