バイデン氏、副大統領候補ハリス氏と政権奪還を訴え[2020/08/13 12:36]

 11月のアメリカ大統領選挙に向けて民主党のバイデン候補は副大統領候補に選んだカマラ・ハリス上院議員(55)と初めて2人そろって集会に参加し、支持を訴えました。

 民主党・バイデン前副大統領:「カマラ氏は頭が良くタフで経験があり、この国を支える人たちのために戦ってきた」
 民主党、カマラ・ハリス上院議員:「トランプ大統領の新型コロナへの対応の誤りによって、米国は世界恐慌以来の最悪の経済状況に陥った」
 バイデン氏は主要政党では黒人女性として初めての副大統領候補となるハリス氏とともに資金集めのイベントに参加し、「11月の大統領選挙がアメリカの将来を決める」と政権の奪還を訴えました。
 トランプ大統領:「ハリス氏はバイデン氏にひどいことを言って公の場で嘲笑してきた。だから、彼女を選ぶのはバイデン氏にとって危険だと思った」
 再選を狙うトランプ大統領の陣営は、バイデン氏とハリス氏について「アメリカ史上最も過激な左翼の組み合わせだ」と批判しました。一方で、2011年から2013年の間にカリフォルニア州の司法長官の再選を目指していたハリス氏に約60万円を献金していたことが分かりました。トランプ氏の陣営は「大統領は人種差別的だという主張が一掃されることを望む」と説明しています。

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