台湾防衛巡る米大統領の発言に中国反発[2021/10/23 07:42]

 アメリカのバイデン大統領が台湾の防衛を支援する責任があるとの考えを示したことに対し、中国政府は「いかなる外部の干渉も許さない」と強く反発しました。

 バイデン大統領:「(Q.台湾が中国に攻撃された場合、米は台湾防衛に駆け付けるということか?)そうだ。我々にはそうする責任がある」

 バイデン大統領は21日、台湾が中国に攻撃された場合に台湾の防衛を支援する責任があると述べました。

 これに対し、中国外務省は22日の会見で「台湾は切り離すことのできない中国領土の一部であり、いかなる外部の干渉も許さない」と反発しました。

 さらに、「主権や領土などの核心的な利益について妥協や譲歩の余地はない」と強調し、「国の主権と領土を守る中国人民の断固とした決意と能力を見くびってはならない」と牽制(けんせい)しました。

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