サウジ 温室効果ガス排出「実質ゼロ」2060年までに[2021/10/24 12:03]

 中東の産油国のサウジアラビアは、温室効果ガスの排出量について2060年までに「実質ゼロ」を目指すと発表しました。

 サウジアラビアのムハンマド皇太子は23日、環境問題を話し合う国際会議で声明を発表し、2060年までに温室効果ガスの排出量の「実質ゼロ」を目指すと明らかにしました。

 また、ムハンマド皇太子は地球温暖化につながるメタンガスについて、「2030年までに2020年との比較で30%削減する」国際的な取り組みにも参加すると発表しました。

 31日からイギリスでCOP26=気候変動に関する国際会議が開かれますが、サウジアラビアは産油国として気候変動対策などに積極的に取り組む姿勢を見せた形です。

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