中国軍がロシア軍と初の巡視活動 領海侵入は否定[2021/10/25 12:59]
中国国防省は、ロシア軍と初めて合同の巡視活動を実施したと発表しました。艦船が津軽海峡などを通過していますが、「他国の領海に侵入していない」としています。
中国国防省によりますと、中国軍とロシア軍による初めての海上での合同巡視活動は今月17日から23日まで日本海や西太平洋、東シナ海で行われました。
中ロ合わせて10隻の艦船と6機の艦載ヘリコプターが参加し、武器を使用した演習などを行ったということです。
防衛省は両国の艦船10隻が津軽海峡や大隅海峡を通過したことを確認していますが、中国側は「他国の領海に侵入しなかった」「第三国をターゲットにしたものではない」と説明しています。
さらに、「中ロの戦略的パートナーシップを深化させる」と強調しました。